あざ

あざ治療について

あざの種類に合わせた治療を
行います

あざには、生まれた時にあり成長と共に薄くなっていくもの、成人まで残るものなど様々な種類があります。レーザー治療など医療機器や技術の進歩により多くのあざは治療ができるようになっています。
赤あざ、青あざ、茶あざ、黒あざと種類により特徴がありますので、それぞれのあざに合わせて適切な治療を行っていきます。

あざの種類について

赤あざ

赤あざは生まれつきあるものがほとんどで、表面が平らなものから隆起しているものなど様々な症状があります。
赤あざの赤色は血液中にある色素「ヘモグロビン」によるものです。
皮膚の下にある血管の拡張や増殖によりヘモグロビンが多くなり皮膚が赤く見えます。
赤あざの種類
  • いちご状血管腫
  • 単純性血管腫
  • サーモンパッチ

青あざ

青あざは、通常7~8歳までに自然に消えるものがほとんどですが、中には成人しても消えないものもあります。
皮膚の深い部分にあるメラニン細胞が集まることで青く見えます。
打撲などによる皮下出血に似ています。
青あざの種類
  • 異所性蒙古斑
  • 太田母斑
  • 遅発性太田母斑

茶あざ

茶あざは、表皮に存在するメラニン色素が多く、まわりよりも茶色に見えます。また、消えにくくとても再発しやすいのが特徴です。
扁平母斑の治療はレーザーによる治療を行っていきます。
茶あざの種類
  • 扁平母斑
  • 遅発性扁平母斑

黒あざ

黒あざは、メラニン色素が皮膚内に増えることによってできる色素の異常です。
黒あざが左右非対称でできていたり、色が均一ではない場合、急激に大きくなった場合などは悪性が疑われますので一度検査をすることをおすすめいたします。
黒あざの種類
  • 巨大色素母斑
  • 色素性母斑
  • ほくろ

治療方法

あざの種類や症状によって治療方法は異なります。まずは詳しく診断を行い、自然経過で消滅するほくろなのか、治療効果が高いほくろなのかを見極めます。
レーザー治療の場合は、複数のレーザーを組み合わせた複合レーザー治療を行っておりますので、従来の治療方法では消すことができなかったあざも消せる可能性があります。症状によっては手術による切除になる場合もあります。
生まれつきあざがある赤ちゃんは、治療が必要かどうかを診断いたしますので、気になる場合は生後1ヵ月~3ヵ月くらいでの受診をおすすめしています。